# データ暗号化構成とキーの生成 Kubernetesは、クラスタの状態、アプリケーションの構成、シークレットなど、さまざまなデータを保存します。Kubernetesは、クラスタデータを保存時に[暗号化](https://kubernetes.io/docs/tasks/administer-cluster/encrypt-data)(Encryption at Rest)する機能をサポートしています。 このラボでは、Kubernetesシークレットを暗号化するのに適した暗号化キーと[暗号化構成](https://kubernetes.io/docs/tasks/administer-cluster/encrypt-data/#understanding-the-encryption-at-rest-configuration)を生成します。 ## 暗号化キー 暗号化キーを生成します: ```bash export ENCRYPTION_KEY=$(head -c 32 /dev/urandom | base64) ``` ## 暗号化構成ファイル `encryption-config.yaml`暗号化構成ファイルを作成します: ```bash envsubst < configs/encryption-config.yaml \ > encryption-config.yaml ``` `encryption-config.yaml`暗号化構成ファイルを各コントローラーインスタンスにコピーします: ```bash scp encryption-config.yaml root@server:~/ ``` 次: [etcdクラスタのブートストラップ](07-bootstrapping-etcd.md)