diff --git a/README-ja.md b/README-ja.md index 4103320f..d124de81 100644 --- a/README-ja.md +++ b/README-ja.md @@ -582,7 +582,7 @@ CDNを用いてコンテンツを配信することで以下の二つの理由 ### プッシュCDN -プッシュCDNではサーバーデータに更新があった時には必ず、新しいコンテンツを受け取る方式です。コンテンツを配信し、CDNに直接アップロードし、URLをCDNを指すように指定するところまで全ての責任を負う形です。コンテンツがいつ期限切れになるのか更新されるのかを設定することができます。コンテンツは新規作成時、更新時のみアップロードされることでトラフィックは最小化される一方、ストレージは最大限消費されてしまいます。 +プッシュCDNではサーバーデータに更新があった時には必ず、新しいコンテンツを受け取る方式です。コンテンツを用意し、CDNに直接アップロードし、URLをCDNを指すように指定するところまで、全て自分で責任を負う形です。コンテンツがいつ期限切れになるのか更新されるのかを設定することができます。コンテンツは新規作成時、更新時のみアップロードされることでトラフィックは最小化される一方、ストレージは最大限消費されてしまいます。 トラフィックの少ない、もしくは頻繁にはコンテンツが更新されないサイトの場合にはプッシュCDNと相性がいいでしょう。コンテンツは定期的に再びプルされるのではなく、CDNに一度のみ配置されます。 @@ -651,7 +651,7 @@ Layer 7 ロードバランサーは [アプリケーションレイヤー](#通 ### 水平スケーリング -ロードバランサーでは水平スケーリングによってパフォーマンスと可用性を向上させることができます。手頃な汎用マシンを追加することによってスケーリングさせる方が、 **垂直スケーリング** と言って、サーバーをよりハイパフォーマンスなマシンに載せ替えることよりもずっと費用対効果も可用性も高いでしょう。また、汎用ハードウェアを扱える人材を雇う方が、特化型の商用ハードウェアを扱える人材を雇うよりも簡単でしょう。 +ロードバランサーでは水平スケーリングによってパフォーマンスと可用性を向上させることができます。手頃な汎用マシンを追加することによってスケールアウトさせる方が、一つのサーバーをより高価なマシンにスケールアップする(**垂直スケーリング**)より費用対効果も高くなり、結果的に可用性も高くなります。また、汎用ハードウェアを扱える人材を雇う方が、特化型の商用ハードウェアを扱える人材を雇うよりも簡単でしょう。 #### 欠点: 水平スケーリング @@ -689,7 +689,7 @@ Layer 7 ロードバランサーは [アプリケーションレイヤー](#通 他には以下のような利点があります: -* **より堅牢なセキュリティ** - バックエンドサーバーの情報、ブラックリストIP、クライアントごとの接続数などの情報を隠すことができます。 +* **より堅牢なセキュリティ** - バックエンドサーバーの情報を隠したり、IPアドレスをブラックリスト化したり、クライアントごとの接続数を制限したりできます。 * **スケーラビリティや柔軟性が増します** - クライアントはリバースプロキシのIPしか見ないので、裏でサーバーをスケールしたり、設定を変えやすくなります。 * **SSL termination** - 入力されるリクエストを解読し、サーバーのレスポンスを暗号化することでサーバーがこのコストのかかりうる処理をしなくて済むようになります。 * [X.509 証明書](https://en.wikipedia.org/wiki/X.509) を各サーバーにインストールする必要がなくなります。 @@ -830,7 +830,7 @@ SQLなどのリレーショナルデータベースはテーブルに整理さ Source: Scaling up to your first 10 million users

-フェデレーション (もしくは機能分割化とも言う) はデータベースを機能ごとに分割する。例えば、モノリシックな単一データベースの代わりに三つのデータベースを持つことができます: **フォーラム**、 **ユーザー** そして **プロダクト**です。各データベースへの書き込み読み取りのトラフィックが減ることで複製ラグも短くなります。より小さなデータベースを用いることで、メモリーに収まるデータが増えます。ローカルキャッシュに保存できる量が増えることで、キャッシュヒット率も上がります。単一の中央マスターが書き込みの処理をしなくても、並列で書き込みを処理することができ、スループットの向上が期待できます。 +フェデレーション (もしくは機能分割化とも言う) はデータベースを機能ごとに分割する。例えば、モノリシックな単一データベースの代わりに、データベースを **フォーラム**、 **ユーザー**、 **プロダクト** のように三つにすることで、データベース一つあたりの書き込み・読み取りのトラフィックが減り、その結果レプリケーションのラグも短くなります。データベースが小さくなることで、メモリーに収まるデータが増えます。キャッシュの局所性が高まるため、キャッシュヒット率も上がります。単一の中央マスターで書き込みを直列化したりしないため、並列で書き込みを処理することができ、スループットの向上が期待できます。 ##### 欠点: federation